2010年7月6日火曜日

グーグル、「Chrome」の安定版と開発版をアップデート - インターネット - ZDNet Japan

Windows、Mac、Linux向けのGoogle Chrome開発版「6.0.453.1」では、従来のページ管理メニューを、レンチアイコンからアクセスできるカスタマイズ型メニューに統合している。これによって、ツールバー上に拡張アイコン用の余分なスペースが生まれ、削除やコピー、ペースト機能のオプション、ページズーム管理、フルスクリーン表示の切り替えボタンなどが、より見やすくなっている。Windows版のマイナー変更としては、画像をドラッグするとプレビューを表示することと、内蔵のPDFプラグインに対応して印刷する場合はピクセルではなくベクターで印刷する点がある。
Windows、Mac、Linux向けのGoogle Chrome安定版「5.0.375.99」では、「高」レベルに分類されたメモリ破損に関する4件を含む脆弱性を修正している。さらに、サンドボックス化された「iFrame」の問題を解消する「中」レベルの脆弱性1件と、モーダルダイアログのクラッシュ、プリントダイアログの干渉、無効な画像クラッシュ、WebGLエラーに関する4件の「低」レベルの脆弱性にも対応した。Googleはまた、Chrome安定版の変更点の説明で、これらセキュリティホールの発見者たちの功労を明示している。

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